毎日つながせる仕掛け
多くのゲームが、1日1回受け取れる報酬、期間の決まった課題、数週間で終わるシーズンを組み合わせています。やらないと損だという感覚が生まれるため、特にやりたくない日でも接続してしまいます。これは本人の自制心の問題というより、そうなるように設計された構造です。ログインボーナスを一回逃す損は思ったより小さいと一度計算してみると、毎日ログインしなければという重圧が少し軽くなります。
ゲーム時間が増えるのは意志ではなく設計のせいです。毎日つながせる仕掛け、時間の測り方、終わる条件の決め方、問題のサイン、機器の機能と子どもとのルール作りをまとめました。
多くのゲームが、1日1回受け取れる報酬、期間の決まった課題、数週間で終わるシーズンを組み合わせています。やらないと損だという感覚が生まれるため、特にやりたくない日でも接続してしまいます。これは本人の自制心の問題というより、そうなるように設計された構造です。ログインボーナスを一回逃す損は思ったより小さいと一度計算してみると、毎日ログインしなければという重圧が少し軽くなります。
よくできたゲームほど、一つの目標を終えた瞬間に次の目標がすでに目の前にあります。経験値の棒がもう少しで満ちる、宝箱の鍵が一つ足りない、次の段階まであと数戦。そういう状態が続きます。自然に止まる地点が来ないので、止める基準はゲームの外で決める必要があります。
体感の時間と実際の時間は大きく違います。ほとんどの機器や場でプレイ時間が見られるので、1週間分を一度確かめれば判断の材料ができます。減らそうと決める前に、今どれだけ使っているかを知ることが先です。数字を見るときは平日と週末に分けると、どちらを調整すべきかがよりはっきりします。
「ほどほどにして消す」はうまくいきません。始める前に終わる条件を決めておくほうが、ずっと守れます。時間より戦数や目標で決めると、途中で切られる不快さも減ります。決めた条件を守れた日を記録しておくと、守ること自体が小さな目標になります。
ゲームそのものが問題であることはまれで、他のものを押しのけたときに問題になります。睡眠を削り続けている、やるべきことを先延ばしにすることが繰り返される、できないと不安になったりいらついたりする、減らそうとして何度も失敗している。この状態が数か月続くなら、一人で調整しようとするより相談したほうが早いです。相談はゲームをやめろという話ではなく、生活のバランスを取り戻す方法を一緒に探す過程です。
同じ一時間でも、ゲームの作りによって止めやすさが違います。一回が短く、回ごとに結果が完結するゲームは止めどころが頻繁に来ますが、毎日のタスクや期間限定の報酬が絡むゲームは、止めた瞬間に損をする気がします。時間を減らそうとして失敗が続くなら、意志のせいにするより、一度買って最後まで遊べば終わるゲームや、一回ごとに完結するゲームに移ってみるのも現実的な方法です。
決心だけで守るのが難しいなら、機器の機能に任せる方が確実です。ほとんどのスマートフォンとゲーム機には、アプリごとの利用時間の制限、特定の時間帯のブロック、週ごとの利用レポートといった機能が入っています。自分で決めたルールでも、機器が画面を止めてくれると、もう一度考え直すきっかけになります。家族で共有する機器なら、保護者向けの機能で時間と課金をまとめて管理できます。
子どもの遊ぶ時間を決めるときは、一方的に決めたルールより一緒に決めたルールの方がずっと守られます。一日何時間という数字だけを決めるより、宿題を終えてから遊ぶのか、週末はどう違うのか、途中で切り上げなければならないときはどうするのかまで前もって話し合っておくと、もめごとが減ります。子どもがどんなゲームをなぜ好きなのか、一度一緒に遊んでみるのも、ルールに説得力を持たせる助けになります。睡眠や勉強への支障が続くなら、学校のカウンセラーや専門機関に相談してみることをおすすめします。